『ズッコケ大脱走』感想③

さて、今度はソロについて…なんですが、実は、もえサン、まともに聴いたのは2曲だけという(待て)
だから、今はその2人についてだけ書かせていただきます。


『琉我』/渋谷すばる

横アリ入ったお友達から、絶対アタシはダダ泣きするであろうと断言されてたすばるソロ。


・・・・参りました。


GREEDYっぽい歌と聞いていました。
確かに。

もうこの歌を歌っているすばるを想像しただけで鳥肌がたちそうです。

すばるの描く、(どことなく)いかがわしいLylics(笑)にどんぴしゃなブルージーなメロディがダダハマリで、時折、巻き舌&ダミ声になるすばるの声に心が震えました。

どうして、このヒトは、もう(感涙)

絶対、無理♡
完敗通り越して惨敗。

場末のクラブで赤いライトの下でルーズな感じで歌っているすばるが頭の中に浮かびました。
バックが、黒人さんなんかのBANDだと最高♡

これ、妄想しただけで倒れそうになりました(笑)
生で聴きたいけど、聴いたら、大変なことになりそうです。

そして、この歌。コンポとかで聴くより、ヘッドフォンからダイレクトに聴く方が断然イイ。
すばるの声に飲み込まれそうになって、夜、帰り道で座り込みそうになりました。


『わたし鏡』/安田章大

実は、これ、アタシがこのアルバムの中で一番、号泣した歌です(えー)

最初、歌詞を見た時に「あ、女の子目線の歌かー」って思って、まぁ安田らしいな(笑)、なんて余裕かまして聴き始めたはずやのに。

気がついたら、ダーダー泣いてました。


女の子ならきっと一度はこんな想いをした事があるはず。


普段なら、安田よ、お前やっぱり、ホントは女なんじゃねーのー?って笑って言ってたはず。
無理でした。

安田、お前、天才♡

言葉の運びもさながら、ホント、「うんうん」って頷いてしまうフレーズびしばしで。
そこに重なる安田らしい優しいメロディーに号泣してしまった。

すごくわかるの、この歌の心情。

ちょっと気が強くて、面と向かってだとなかなか素直に甘えられない女の子の本音みたいな感じが。

切ない愛と溢れる愛、切ない涙と嬉しい涙、無理矢理の笑顔と自然な笑顔。

文字にすれば同じ『愛』や『涙』『笑顔』が相反して向かい合ってるのが『鏡』に繋がってるのかな、なんて思いました。
安田の作る曲って好きなんだよな、実は。
『オニギシ』もそうなんだけど、何か、胸の奥を揺さぶられることが多いのよ。

ちきしょう、安田のくせに♡

なんて言えないほど、好き、この歌。